vivo第95号 次世代Cアームイメージングシステムの導入と各種機器
vivo 2015年8月号(第95号)2015年8月1日 業務企画部発行
当社では、ウサギ、イヌ、ミニブタを用いて各種医療機器ステントや再生医療製品の性能評価および安全性評価を実施しています。
高性能、高機能を有する次世代Cアームイメージングシステムと、既に導入している各種評価機器(IVUS、HI VISION Preirus、オートグラフ、歯科用デジタル式X線センサー)とともにご紹介いたします。
1.次世代Cアームイメージングシステム
おすすめポイント
- 高出力により、大型ミニブタにおいても高精細な画像が得られます。
- 連続透視においても持続性に優れています。
- 微細な血管描出能にすぐれ、微小な骨を映し出すことが可能なことから、血管外科、整形外科から脳神経外科まで幅広い領域で使用が可能です。
2.血管内超音波診断装置(IVUS)
開発中のステントの多くは、様々な器官・組織への適用が考えられているため、その性能評価や安全性評価の方法は多様化してきています。
おすすめポイント
- 各種ステントの埋植前後の血管径測定が可能です。
- 微小血管の局所圧や冠血流予備量比(FFR)の測定も可能となりました。
3.デジタル超音波診断装置(HI VISION Preirus)
今後、循環動態の測定はもちろんのこと、各種動物の皮膚の厚さ、血流量、体内組織の形状・硬さなど、医薬品や医療機器を用いた試験の中で、目的に応じた評価を実施して行きます。
おすすめポイント
- 体内組織や器官の機能を非侵襲的かつ経時的に観察することができます。
- 使用動物はマウスからミニブタまでの対応が可能です。
4.力学的卓上試験機(オートグラフ)
医療機器GLP施設で、ISO10993-6に沿った安全性試験や力学的評価を行う性能試験が実施できます。
おすすめポイント
- 力学的評価も多様なメニューを有しています。
- 使用動物はミニブタやイヌの大型動物からウサギまでの対応が可能です。
5.歯科用デジタル式X線センサー
歯科材料の性能及び安全性試験が実施できます。
歯槽骨埋植試験、覆髄試験、Guided Bone Regeneration(GBR試験)、使用模擬試験などを実施しております。
おすすめポイント
- ハンディタイプで大がかりな準備は不要
- デジタルなので瞬時に確認できる
ダウンロードのご案内
VIVO8月号(第95号)紙面のPDFファイルは こちら よりご覧いただけます。