vivo第93号 慢性緩和ストレスモデル
vivo 2015年6月号(第93号)2015年6月1日 業務企画部発行
動物を様々なストレス環境下で長期間飼育するとショ糖飲水量の減少などの無快感状態(anhedonia)やうつ様症状の行動を呈する慢性緩和ストレス(CMS)モデルは、臨床における鬱病患者の症状や抗うつ薬の効果との類似性があり、うつ病モデルの一つとして注目されています。
当社では、CMSによるうつ病モデルを用いてショ糖嗜好性及び強制水泳法で評価する試験を紹介します。
―試験概要―
1.試験動物
動物種:ラット
性別:雄
2.試験スケジュール
3.評価項目
ショ糖嗜好性試験・血清コルチコステロン・強制水泳試験・モノアミン含量
強制水泳試験
*p<0.05,**p<0.01 compared with the Control.
#p<0.05 compared with the CMS.
Figures in parentheses indicate of animals.
お知らせ
次の学会において、企業展示を行います!
☆第42回 日本毒性学会学術年会
2015年6月29日(月)〜7月1日(水)
石川県立音楽堂 B1F 「交流ホールおよびホワイエ」
是非お立ち寄り下さい。
第42回日本毒性学会学術年会
当社発表演題一覧
2015年6月29日(月)〜7月1日(水)
石川県立音楽堂、金沢市アートホール、ホテル日航金沢
演 題:国産Göttingen minipig の一般毒性試験における各種背景データ
発表日時:6月30日(火)16:30〜17:30 質疑・応答コアタイム
演 題:各種美白成分のモルモットを用いた白色化誘発作用の比較
発表日時:6月30日(火)16:30〜17:30 質疑・応答コアタイム
演 題:Crl:CD1(ICR)マウスのヘパリンNa処理した血液及び血漿を用いた血液・血液化学検査
発表日時:6月30日(火)16:30〜17:30 質疑・応答コアタイム
演 題:ミニブタにおけるパワースペクトル解析及びイヌとの比較
発表日時:6月30日(火)16:30〜17:30 質疑・応答コアタイム
演 題:マウス易感染モデルの確立
発表日時:6月30日(火)16:30〜17:30 質疑・応答コアタイム
ダウンロードのご案内
VIVO6月号(第93号)紙面のPDFファイルは こちら よりご覧いただけます。