vivo第92号 聴性脳幹刺激反応(ABR)を用いた評価
vivo 2015年5月号(第92号)2015年5月1日 業務企画部発行
弊社では、聴覚脳幹反応(ABR)検査を用いて、薬物の聴覚への毒性評価や難聴モデルを用いた薬効試験を実施しています。今回は、第88回日本薬理学会で発表したマウスの加齢性難聴モデルについてご紹介します。
マウスの加齢性難聴
C57BL/6Jマウスは聴力閾値が上昇して難聴傾向を示します。
マウスのABR波形
薬物による難聴の増悪
3ヵ月齢のC57BL/6Jマウスを用いて、Furosemide と Cisplatin を反復投与して、ABRと病理検査で聴覚への影響を確認しました。その結果、薬物による難聴発症時期の早期化が確認されました。
ABR評価実施可能な動物種
マウス、ラット、モルモット、イヌ、ネコ、ミニブタ
お知らせ
次の学会において、企業展示を行います!
☆第12回 アジア栄養学会(ACN2015)・
第69回 日本栄養・食糧学会大会 合同大会
2015年5月15日(金)〜17日(日)
パシフィコ横浜
☆第42回 日本毒性学会学術年会
2015年6月29日(月)〜7月1日(水)
石川県立音楽堂 B1F 「交流ホールおよびホワイエ」
是非お立ち寄り下さい。
ダウンロードのご案内
VIVO5月号(第92号)紙面のPDFファイルは こちら よりご覧いただけます。