vivo第20号 ダニ抗原連続塗布による“アトピー性皮膚炎モデル”
vivo 2009年5月号(第20号)2009年5月1日 業務企画部発行
アレルギー患者の半数以上がアレルゲンはダニによるものだと言われています。
今回は、その要因で起こるアトピー性皮膚炎モデルについてご紹介します。
我々は、Yamamoto M らの報告(Allergol Int.Jun,2007)を参考に「ダニ抗原誘発アトピー性皮膚炎モデル」の確立を行いました。
8週齢の雄性 NCマウスに、4% sodium dodecyl sulfate で背部皮膚のバリアを破壊後、背部および耳介部にダニ抗原を頻回塗布することにより皮膚炎を誘発しました。皮膚炎誘発後、プロトピック軟膏を14日間連続投与して皮膚炎スコアの観察を行いました。
その結果、プロトピック軟膏の投与により皮膚炎スコアの改善が確認されました。
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