vivo第13号 “うつ病” “動物モデルのご紹介”
vivo 2008年10月号(第13号)2008年10月1日 業務企画部発行
<強制水泳法>
水槽中で泳がず浮いている状態(無動)を“鬱(うつ)”と見なし、抗うつ作用を検出します。被験物質の評価は、単回投与、連続投与どちらも可能です。また、マウスだけでなく、ラットでも実施可能です。被験物質の条件に合わせた試験方法を提案致します。下記に試験例を示します。
【試験系】
動物:Crlj:CD1(ICR)♂マウス、10週齢(使用時)
【試験方法】
マウスを水槽に入れて、5分間の無動時間(Immobility time)をスクラッチングシステムを用いて測定します。
【測定項目】
無動時間
【投与期間】
7日間
【試験結果】
スクラッチングシステム
マウスの足に磁石をつけることによって、水槽の周りにあるコイルに流れる電流で足が動いていることを感知します。
装置を用いるので、客観的です。
承認申請資料にも対応します。
スクラッチングシステムの画面
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