NBR Study Navi 第100号 in vitroアッセイ評価
第 100 号 2025 年 1 月 6 日 営業企画部発行
アルツハイマー治療薬スクリーニング試験
SH-SY5Y 細胞株(ヒト神経膠芽腫))に Aβ1-42 を 48 時間曝露し細胞死を誘発します。
WST-8 アッセイにより得られた神経細胞生存率を指標に検体の神経保護作用を検証します。
~利点~
・ヒト由来細胞で評価できる
・動物を使用しない
・スループット性が高い
▶薬効スクリーニングに有効
Aβ暴露後48時間
撮影条件:x400
聴覚毒性スクリーニング試験
聴覚毒性を示す代表的な物質であるシスプラチンについてマウス内耳由来不死化細胞(HEI-OC1)の反応を確認します。
陽性対照としてシスプラチンを設定し、30μM にて HEI-OC1 細胞株に適用します。
**: p<0.01 vs. 0 μM (Dunnett’s test)
in vitro試験ラインナップ
Pharmacology Study
・アルツハイマー病治療薬スクリーニング試験
・薬剤感受性試験
インフルエンザウイルス、ロタウイルス、MRSA、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、多剤耐性緑膿菌、ヘルペスウイルス、カンジダ、大腸菌、サルモネラ菌、白癬菌、ネコカリシウイルス
Safety Study
・聴覚毒性スクリーニング試験
・Ames試験
・小核試験
・皮膚刺激性試験/眼刺激性試験
ヒト3次元培養細胞を用いた代替法
・腎毒性試験(3D-RPTEC)
ヒト尿細管上皮スフェロイドを用いた腎毒性評価
~Coming soon~
現在弊社で立ち上げ中の試験です。
準備が整いましたら改めてご紹介いたします。
今しばらくお待ちください。
・難聴薬効スクリーニング試験(HEI-OC1)
オートファジー・リソソーム解析によるスクリーニング試験
・単球活性化試験(MAT法)
発熱性物質試験代替法
・皮膚感作性試験
EpiSensA を用いた代替法