NBR Study Navi 第71号 常染色体優性夜間前頭葉てんかんモデル
第 71 号 2022 年 8 月 5 日 営業企画部発行
てんかんモデル
てんかんラットは以下のような特徴を持ちます。
- 常染色体優性夜間前頭葉てんかん( ADNFLE )のモデル
- nAchRα4 の S284L 変異を導入したトランスジェニックラット
- 6 週から発作間欠期放電、8 週から発作性放電が観察される
- 感覚運動皮質が焦点
- 徐波睡眠時に ADNFLE 発作(発作覚醒、発作性ジストニア、発作性徘徊)
参考文献:Zhu et al. The Journal of Neuroscience. November 19,2008・28(47):12465-12476
発作間欠期放電
ADNFLE 発作(二次性全般化発作)
抗てんかん薬の発作間欠期放電に対する効果
スケジュール
** p<0.01 媒体対照に対して有意差あり( n=3-4 )
9 週齢の動物を用い、媒体または薬物を 15 日間投与した。投与開始から 13~15 日に脳波を測定し、14~15 日の発作間欠期放電の回数を目視でカウントした。
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