NBR Study Navi 第36号 老齢マウスの運動機能評価試験

第36号 2019年9月2日 営業企画部発行

運動機能

試験系 Middle-Aged Old
運動機能 ロータロッド 障害あり 障害あり
ビームテスト 障害あり 障害あり
ポールテスト 障害あり 障害あり
筋肉量 減少 減少
Middle-agedマウスおよびOldマウスでは、運動機能障害および筋肉量の低下が見られた。
 ⇒ サルコペニアモデルへの応用が可能

使用動物:C57BL/6Jマウス♂

試験 実施週齢
Adult Middle-Aged Old
ロータロッド 11 55 80
ビームテスト 13 57 82
ポールテスト 13 57 82
筋肉量 17 61 87

ロータロッド

ロータロッドに乗せて、回転数を漸次増加(4〜40rpm)させ、動物が落下するまでの時間(秒)を測定した。カットオフは300秒とした

落下するまでの時間  

**p<0.01 Adultと比較して有意差あり(Studentのt検定)

ビームテスト

水平に置いたポールの上に動物を置き、一定の距離を歩くのに要した時間を計測した。

移動時間  

**p<0.01 Adultと比較して有意差あり(Studentのt検定)

ポールテスト

垂直に立ったポールの先端に動物をつかまらせ、動物が先端から地面まで降りるまでの時間を測定した。

スコア(ポールを滑った割合)
0:滑らない
1:1/3滑る
2:1/2滑る
3:2/3滑る

*p<0.05 **p<0.01 Adultと比較して有意差あり
(Studentのt検定またはWilcoxonの検定)

筋肉量

*p<0.05 **p<0.01 Adultと比較して有意差あり
(Studentのt検定)

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