NBR Study Navi 第27号 NBRの疼痛評価試験
第27号 2018年12月3日 営業企画部発行
-in vivoからin vitroまで様々な種類の疼痛評価を実施します-
当社では、薬剤誘発炎症性疼痛や各種病態モデルを用いた神経障害性疼痛を有する試験系を有しており、コールド・ホットプレート、von Freyや誘発電位など幅広い評価方法を実施しています。最近では、薬物の有効性評価だけではなく、副作用評価、作用機序を検証するようなin vitroの評価も行っております。また、疼痛が起因となる二次的な障害「不安様行動/うつ/認知障害/睡眠障害」の評価として、高架式十字迷路、強制水泳、新規物体認知、モーリス水迷路、睡眠覚醒周期もご提案しています。
in vivo
モデル | 動物種 | 評価項目 |
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圧刺激試験 | ラット | 圧刺激 (Randall-Selitto, RS) |
アジュバント関節炎疼痛試験 | ラット | 圧刺激(RS) |
アジュバント疼痛過敏試験 | ラット | 熱刺激(逃避潜時)、圧刺激(RS) |
カラゲニン誘発モデル | マウス | 触刺激(vFT)、圧刺激(RS) |
坐骨神経結紮(Bennett)試験 | ラット | 熱刺激(逃避潜時)、触刺激(vFT) |
L5結紮(Chung)モデル試験 | ラット | 熱刺激(逃避潜時)、触刺激(vFT) |
抗がん剤(Oxaliplatin、Pacritaxel)投与による 末梢神経障害性疼痛試験 |
ラット | 触刺激(vFT)、冷刺激 (逃避潜時) |
カプサイシン貼付疼痛過敏試験 | ラット | 熱刺激(逃避潜時) |
線維筋痛症(Sluka)モデル試験 | ラット | 触刺激(vFT) |
マウス間歇寒冷ストレス(ICS)モデル | マウス | 触刺激(vFT) |
STZ誘発糖尿病性疼痛モデル | ラット | 神経伝達速度(MCV)、触刺激(vFT) |
ヘルペスウイルス感染神経痛モデル | マウス | 触刺激(vFT) |
酢酸ライジング試験 | マウス、ラット | ライジング回数 |
アセチルコリンライジング試験 | マウス | ライジング回数 |
膀胱痛モデル | マウス | 行動 |
三叉神経刺激誘発電位に対する試験 | ウサギ | 体性感覚野誘発電位 |
偏頭痛モデル | ラット | 血管径 |
in vitro
モデル | 動物種 | 評価項目 |
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ラットDRGの細胞内電位抑制作用 | ラット | 細胞内電位 |
ラット皮膚筋神経標本からの単一神経刺激による抑制作用 | ラット | C線維のスパイク数 |
ラット脊髄神経根またはウサギ迷走神経の細胞内電位抑制作用 | ラット、ウサギ | 細胞内電位 |