vivo第99号 実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)モデル
vivo 2015年12月号(第99号)2015年12月1日 業務企画部発行
多発性硬化症(MS)と多くの病態を共有している実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)は、中枢神経組織由来の蛋白質抗原やペプチドを免疫することによって誘導される自己免疫疾患です。当社ではこのモデルの実施が可能となりました。
試験スケジュール
A:MOG35-55
B:百日咳毒素
EAEスコア
評価(スコア) | 観察所見 |
0 | 正常 |
0.5 | 尾の軽度下垂 |
1 | 尾の完全下垂 |
1.5 | 軽度の立ち直り反射異常 |
2 | 歩行異常または不完全な立ち直り反射 |
2.5 | 後肢不全麻痺 |
3 | 後肢麻痺 |
3.5 | 後肢麻痺を伴う後肢の完全脱力 |
4 | 前肢及び後肢麻痺 |
4.5 | 瀕死状態 |
5 | 死亡 |
予防的 | |
治療的 |
病理組織学的検査
EAE-vehicle | BM 0.1 mg/kg | BM 0.5 mg/kg | |
H.E. Stain | |||
KB Stain |
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