NBR Study Navi 第85号 パーキンソン病モデル
第 85 号 2023 年 10 月 3 日 営業企画部発行
6 - OHDA の内側前脳束注入モデル
<使用動物>
動物種:ラット
性 別:雄
<試験スケジュール>
ジスキネジアモデル
<使用動物>
動物種:ラット
性 別:雌
<試験スケジュール>
A | Locomotive AIMs:障害反対側への回転行動 | スコア |
---|---|---|
全くなし | 0 | |
30 秒未満発現 | 1 | |
30 秒以上発現 | 2 | |
常時発現するが、音刺激等により消失 | 3 | |
常時発現し、音刺激等でも消失しない | 4 | |
B | Limb AIMs: 障害反対側前肢の不随意な曲げ伸ばしや、掌の開閉、手首の上下、舞踏病様の振え、ジストニア様の硬直。 |
|
C | Axial AIMs: 障害反対側へ上半身・首をねじり、バランスを崩して倒れる。あるいは、その不安定な姿勢を維持し続ける。 |
|
D | Orolingual AIMs: 顎をガクガクさせる(不随意運動)。舌を前方へ激しく出す。 |
Levodopa 投与後 20 分間隔で投与後 180 分まで各項目(A ~ D)を観察
展示会のお知らせ
「BioJapan 2023」
期 間 : 2023 年 10 月 11 日(水)~ 13 日(金)
会 場 : パシフィコ横浜
ブース番号 : B - 65
世界で最も歴史のあるバイオテクノロジー展「 BioJapan 」に出展予定です。 是非お立ち寄りください!
第 9 回「日本先進医工学ブタ研究会」研究集会のお知らせ
日 時 : 2023 年 11 月 24 日(金)午後 1 時 ~ 25 日(土)正午
会 場 : 東レ総合研修センター(静岡県三島市)
テ ー マ : ブタを用いた研究から開発へのアプローチ
「外挿性」「トランスレーショナルリサーチ」をキーワードに開催いたします。
研究会会長/大西 彰(日本大学)
当番世話人/狩野真由美(株式会社日本バイオリサーチセンター)
演題申込みは、下記 HP よりお願いします。
http://ikougakubuta.sakura.ne.jp/index.html
実験動物としてのブタの利用方法・状況がよく勉強できる研究会です!
第 11 回 オンラインセミナーのご案内
この度、認知機能障害をテーマにした「無料のオンラインセミナー」を下記の通り配信いたします。本セミナーが皆様のご研究のお役立ていただければ幸いです。是非ご視聴ください!
■ 2023 年 10 月 26 日(木)15 : 00 ~ 16 : 00(予定)
■ 2023 年 10 月 27 日(金)12 : 00 ~ 13 : 00(予定)
テーマ「NBRの認知機能障害モデルのご紹介」
〈セミナー概要〉
認知機能障害はアルツハイマー病型認知症をはじめ、多くの疾患でみられる症状ですが、そのメカニズムは多様であり、病態解明や治療薬の開発は十分には進んでおりません。これまで認知機能評価のためのモデル動物が多く開発されており、モデル動物の認知機能は行動学的検査により評価されてきました。今回のセミナーでは、各種の認知機能評価に関わるモデル動物として、① 加齢に伴う認知機能低下モデル、② アルツハイマー病モデル、③ アルツハイマー病以外の認知機能の低下に伴う神経変性疾患モデルの特徴や、これらのモデル動物における行動学検査の結果等を、弊社の背景データを元にご紹介いたします。また、現在取り組んでいるモデル動物についてもご紹介いたします。
会 場 : 当社 Web 展示会場 ウェビナーから録画配信